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早稲田大学EWE電気工学会会報56号で、当社代表による講演記事が掲載

早稲田大学EWE電子工学会は、古くは電気工学科と電子通信学科、現在は基幹理工学部情報理工学科、情報通信学科、電子物理システム学科、先進理工学部電気・情報生命工学科の4学科の在校生と卒業生からなる組織です。昨年11月に、当社代表がEWE早稲田電気工学会から講演の依頼を受け、同会員となる在校生および卒業生を対象に「私はこうしてアプリックスを起業した」と題して講演を行い、その内容が同会報56号で掲載されました。

同会報では、当社代表がアプリックスを起業した経緯や、米国マイクロソフト本社で日本・韓国・中国・台湾に向け「OS/2」のプロダクトマネジャーとして、創業者のビル・ゲイツ氏の下、OSの開発や各種パソコンへの移植を手かげたこと、その後、アプリックスの再起動からこれまでの歩み、さらには今、アプリックスが目指す新たなビジネスなどについて、講演記事として紹介されております。

■早稲田大学EWE電気工学会会報56号での掲載記事

講演 -2014年11月7日EWE講演より-
私はこうしてアプリックスを起業した
はじめに
19世紀初頭、フランスの著名な数学者であり経済学者でもあるジョセフ・ベルトランは「競争市場においては、価格は限界費用まで下落する」という経済学の理論を発表した。21世紀に入り、生産技術の成熟化と拡散により、誰でも安く大量に品質の高い製品を作ることが可能となり、さらにインターネットの普及により市場はグローバル化し、競争が一段と激しくなった。その結果、ベルトランの理論通り、ソフトウェアは無料になり、ハードウェアの利益は限りなくゼロに近づき、産業革命以来の「物を売って儲ける」というビジネスモデルが崩壊しつつある。 
しかし、今、アプリックスは、M2M関連のソフトウェアの技術とM2M関連のハードウェアの技術を組み合わせた「IoT(Internet of Things)を実現する技術」を競争力の源泉にし、「機器からの通知(Beacon)を起点とし、人々の生活を豊かにする情報を提供するサービスによって収益を上げる」という新しいビジネスモデルの実現を目指している。私が早稲田大学4年生の時に立ち上げた「アプリックス」の歴史を振り返りながら、ソフトウェアが無料になる時代を生き抜く新たなビジネスモデルを編み出した背景などを含め紹介する。(後略)

(早稲田大学EWE電気工学会会報56号より抜粋)

早稲田大学EWE電気工学会会報56号は、同会の公式サイトからご覧いただけます。

「アプリックスのIoT」に関するウェブページ
「これからのアプリックス」に関するウェブページ
「アプリックスの歩み」に関するウェブページ

2015年4月6日
アプリックスIPホールディングス・グループ広報担当

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