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日本経済新聞ならびに日刊株式経済新聞で、アプリックスのBeaconが京都市営バスに採用された記事が報道

日本経済新聞電子版ならびに日刊株式経済新聞で、位置情報やO2Oなどの幅広いサービスの新しいソリューションとして注目されているアプリックスのBeaconが、京都市交通局の京都市営バスの全788台のバスに設置され、世界初の「Beaconを活用した、バスの接近を通知する」サービスの運用が開始されたことなどが報じられた。

両新聞では、アプリックスのBeaconを採用することにより、バスが近づいてきたことを停留所のディスプレイに反映し、バスを待っている利用者にバスの接近を正確に知らせることができ、Beaconで交通インフラを支援するサービスの実現が可能になったことや、Beaconを活用することで、従来よりも低コストでのシステム導入が可能となったことなどが報道されました。

■日本経済新聞電子版での掲載記事 (2014年11月7日) 
全788台のバスにビーコン、接近通知に活用 京都市

京都市交通局は、京都市営バスの全788台のバスにビーコン端末を設置して、バスの接近を通知するシステムの運用を開始した。京都高度技術研究所と共同で開発したものであり、ビーコンはアプリックスIPホールディングスの「iBeacon」準拠の端末を用いている。

京都市交通局はバスの接近を通知するシステムを、これまでも運用してきた。次のバス停を案内するアナウンスを開始するスイッチに連動して、どの場所にいるかを無線でバス停に通知する仕組みだ。バスが近づくと「まもなくきます」という表示になる。

課題は、バスが到着したタイミングで、「まもなくきます」の表示を消すこと。バスが通過してしまった後に「まもなくきます」の表示が長く続くと、利便性を損なうことになる。

そこで今回、バスの運転席の横にビーコンを設置して、バス停がビーコンの信号を受信すると、該当するバスの「まもなくきます」の表示を消すようにした。ビーコン信号の到達距離は5~10m程度であり、バス停に到着すると短時間で表示が消えることを確かめて導入した。ビーコンに対応したバス停の数は、2014年度内に60まで増やす計画である。

(日本経済新聞電子版より抜粋)
本件に関する日本経済新聞電子版の記事

■日刊株式経済新聞での掲載記事 (2014年11月6日) 
ビーコン京都市営バスに採用
バスの停留所接近通知を高精度で実現
低コストでのバスロケシステム導入も可能に

アプリックスIPホールディングス(3727)が開発したBeacon(ビーコン)は位置情報などを活用した新しいソリューションとして注目されている。今回、このビーコンが京都市交通局の京都市営バスに設置され、世界初となる「ビーコンを活用して、バスの接近を通知する」サービスの実運用が開始された。日本を代表する観光地である京都の公共交通機関に採用されたことで、評価がさらに高まりそうだ。

京都市交通局では、以前から市内約300カ所のバス停にアナログ無線方式のバスロケーションシステムを導入しているが、設置費用が1カ所当たり、300万円程度と高価であることがネックとなり、「年間で5基から10基程のペースでしか導入が進んでいない」(京都市交通局)状況になっている。今回、このバスロケーションシステムに同社が開発したビーコンを採用することで、導入費用を3分の1以下に抑制。これにより、当初は数カ所での運用開始ながら、年度内には60カ所のバス停に専用ディスプレーを設置、ビーコンを採用した新方式のバスロケーションシステムの適用範囲を順次拡大していく予定となっている。

ビーコン採用により、低コストでバスロケーションシステム導入が可能となるだけではなく、位置測位の精度も向上する。従来の無線システムでは最大1分程度の誤差が生じていたが、京都市交通局とアステム(公益財団法人京都高度技術研究所)が共同開発・運用してきたアプリケーションと連携。これにより、バスが停留所に接近するのを正確に通知することを可能にしている。

年間5000万人を超える日本人観光客や訪日外国人観光客が訪れる京都では、バスが市内の交通インフラを支える重要な機能を果たしており、より快適にバスを利用する環境作りが必要不可欠になっている。京都市交通局の京都市営バスに採用されたことで、今後、公共機関や自治体などでも同社製ビーコンの導入拡大が期待できそうだ。

(日刊株式経済新聞より抜粋)

本件に関する当社発表のプレスリリース

2014年11月7日
アプリックスIPホールディングス・グループ広報担当

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