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ニュースリリース

株主・投資家の皆様へ

■代表取締役社長就任のご挨拶

日頃は弊社をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
2017年2月の新体制発足以来2年間に亘り当社を率いて来られた長橋前社長からバトンを引き継ぎ、新たに社長に就任いたしました根本忍と申します。
その責任の重さに、正に身の引き締まる思いがいたします。
社長就任にあたり謹んでご挨拶申し上げます。

アプリックスは、2017年度より事業の内容及び方向性の転換を行ってまいりました。
これは商号変更及び既存事業の整理をも含むものであり、大きな「決断」であったと考えております。
しかしながら、いまなお道半ばであり、当社を取り巻く状況等は予断を許さないものであります。

この「決断」を踏まえ、「変革」を継続して前に進み、アプリックスを「再生」させることが、私の社長としての使命であると肝に銘じております。
そのための施策として、まず以下の3点につき、ご説明いたします。

(1)事業ポートフォリオの変革

長橋前社長も書いておりますように、前期は言わば「基礎固め」の期でありました。(*)
この流れに基づく新たな事業計画を早期に策定し、当該計画に掲げる事業戦略の着実な実行と損益目標の達成を鋭意進めてまいります。
と同時に、将来に向けて、当社の経営基盤を強固にするための新たな「布石」も引き続き打ってまいります。
更に、当第2四半期までに全事業の「総点検」を実施し、今後更に伸ばしていくべき事業と再編等を検討すべき事業とを、製品・サービスの単位から明確にしてまいる所存でおります。

* https://www.aplix.co.jp/?p=10742

(2)インセンティブの変革

変革の意識を持って挑戦を継続するためには、収益性向上へのインセンティブが重要であると考えております。
そのためには、まず適切な指標による適切な業務評価等が不可欠であると考えており、前期の多面評価制度(360度人事評価支援システム)の導入もその一環であります。
また評価面のみならず、新たな課題への検討に充てる時間を確保するとともに、従業員の英気を養い発想力を高めることにも繋がる休息・余暇等の充実なども大切であると考えております。
これらを変革していくために、現行の社内規則や業務の進め方等を所与のものとせず、業務の効率性を最大限に高めていくことを原則とし、私自身も意思決定の迅速化に努めてまいる所存でおります。

(3)意識の変革

今般の社会における競争の激化は、市場・業界の垣根すら越境して変容しつつ、とどまることを知りません。
アプリックスが存続し「再生」していくためには、「変革」への挑戦を続けるしかないものと考えております。
変革への挑戦を行うことは、自ら変化を求めることにも繋がります。
ともすれば、業界常識や過去の成功体験等に囚われがちになりますが、自らが進んで変化せずに、従前と同じことを同じように続けることは「退歩」を意味することであり、変革の波に乗れないことにも成りかねません。
従いまして、機能的なチームワークや相互理解を前提としつつ「常識を疑い柔軟な思考を以て」業務の遂行にあたることができるよう社内での意識改革を進めてまいるとともに、お客様或いは提携先企業様との間においても「本質的な対話」の実践が為されるよう努めてまいります。

結びに、役職員一丸となってアプリックスのさらなる発展を目指し全力で経営に当たることをお約束して、就任のご挨拶といたします。
株主・投資家・ステークホルダーの皆様方におかれましては、今後とも、ご指導ご高配を賜わりますようお願い申し上げます。

2019年2月25日
株式会社アプリックス
代表取締役社長
根本 忍

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