一人暮らしのWi-Fiは何がいい?工事不要のポケット型Wi-Fiも紹介

一人暮らしにおすすめのWi-Fiを徹底比較

初めての一人暮らしをする人の中には、どんなWi-Fiを使ったらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

Wi-Fiに接続するには色々な方法があるため、初めて選ぶ人が迷ってしまうのも致し方ありません。

本記事では、一人暮らしにおすすめのWi-Fi形式を詳しく説明しています。

用途ごとに適しているWi-Fi形式がありますので、記事内容をご確認の上、自分にぴったりのWi-Fiを見つけてみてはいかがでしょうか。

この記事でわかること
  • Wi-Fi形式の特徴
  • 用途ごとに適したWi-Fi形式
  • 価格や通信速度、安定性の違い
目次

そもそも一人暮らしにWi-Fiは必要なのか?

一人暮らしで使用するwifiは暮らしに合わせて選ぶ

自宅でも存分にインターネットを使う人は、Wi-Fi契約が必要です。

自宅内でインターネットをあまり使わない場合、スマホのテザリングでも良いのでは?と考える人も多いのではないでしょうか。

実際にスマホに搭載されているテザリング機能は優秀なので、データ利用量が少ない人にとっては問題ないかもしれません。

日々の通信利用量が少ない人は、わざわざWi-Fiを契約するまでもないでしょう。

一方、リモートワークやオンライン授業で毎日パソコンを使う人や、スマホで3Dゲームをする人は、Wi-Fiを使った方が快適です。

自分に必要な通信環境を把握して、お得なWi-Fiを契約するようにしましょう。

一人暮らしに適したWi-Fiの種類と工事の有無

Wi-Fiが梱包された写真

一人暮らしにぴったりなWi-Fiの種類や工事の有無について、3つの通信形式を元に説明します。

Wi-Fiの通信形式
  • 携帯性に優れるポケット型Wi-Fi
  • バランスの良いホームルーター
  • 通信速度の安定感がある光回線

携帯性に優れるポケット型Wi-Fi

ポケット型Wi-Fiは、無線でインターネット通信ができる小型のWi-Fiルーターのことを言います。

光回線のような工事を必要としないため、アパートやマンションなどの集合住宅に住む一人暮らしの人にもおすすめです。

ポケット型Wi-Fiは、光回線やホームルーターよりも月額料金が比較的安く抑えられています。

ホームルーターや光回線の月額料金は4,000~5,000円程度ですが、ポケット型Wi-Fiの月額料金は3,000円程度に抑えられているケースが多いです。

初めて一人暮らしを始める人にも使いやすいのではないでしょうか。

ポケット型Wi-Fi最大の特徴は、簡単に持ち運びできる点にあります。

自宅だけでなく、外出先でも不自由なくインターネットに接続でき、スマホのデータ消費を抑えることにも役立ちます。

光回線のような大掛かりな工事なく利用できるのも嬉しいポイントです。

バランスの良いホームルーター

ホームルーターは、ポケット型Wi-Fiと同じく無線でインターネット通信を行うためのツールです。

ホームルーターも工事なしで利用できます。

携帯性はポケット型Wi-Fiに劣りますが、ホームルーターはアンテナが強く、通信が安定しています。

持ち歩きよりも通信の安定性を重視したい人は、ホームルーターを選ぶと満足できるでしょう。

通信が安定している回線をコンセントを挿すだけですぐに利用できるのも、ホームルーターの強みです。

「光回線ほどの工事はいやだけど、通信の安定性を確保したい人」という人にとって、ホームルーターはおすすめできます。

通信速度の安定感がある光回線

光回線は、有線ケーブルを自宅まで引き込んで接続するインターネット回線です。

光ファイバーとWi-Fiルーターを接続して、宅内で無線通信を行います。

光回線の優位性は通信速度と安定性です。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターのような無線通信ではないため、一定の通信速度と安定性を確保できます。

オンラインゲームを存分に楽しみたい人は光回線を使った方が良いでしょう。

無線通信では遅延や画質の劣化により、十分に楽しむことができません。

データ通信の制限もないので、インターネット通信をよく使う人にも光回線はおすすめです。

一人暮らし向けのWi-Fiを選ぶ時のポイント

一人暮らしにちょうど良いWi-Fiを選ぶときのポイントを4つ、紹介します。

Wi-Fiを選ぶときのポイント
  • 料金の安さ
  • データ容量の多さ
  • 通信速度と安定性
  • 契約期間の制限

料金の安さ

それぞれの端末の利用料金はおおむね次の通りです。

・光回線(戸建て)5,000円~6,000円
・光回線(マンション)4000円~5,000円
・ホームルーター 4,500円
・ポケット型WiFi 3,000〜4,000円

月額利用料金の安さを基準にWi-Fiを選ぶ人も多いのではないでしょうか。

月額料金はWi-Fiを利用する上で必ずかかる金額なので、できるだけ安く抑えたいところです。

キャンペーンなどによって、実質月額料金はもう少し安くなります。

料金の差は、通信の安定性や速度に比例すると考えても良いでしょう。

月額料金が安ければ良いというわけではありません。

自分の用途にあう通信を選ぶことが大切です。

データ容量の多さ

Wi-Fi端末ごとの主なデータ容量は次のとおりです。

・光回線 完全無制限
・ホームルーター 条件付き無制限の場合あり
・ポケット型Wi-Fi 月100GBなど

Wi-Fi端末によってはデータ容量の上限が設けられているサービスもあります。

通信制限がかかって、極端に速度が遅くなってしまうと思うように通信ができなくなります。

日々の用途とデータ利用量を正しく把握した上で、自分にぴったりのWi-Fiを選ぶようにしましょう。

通信速度の制限を気にせずに使いたい人は、ホームルーターか光回線を選びましょう。

通信速度の制限がかかると、とても使いにくくなります。

仕事でWi-Fiを使う場合、通信の遅さが致命的なミスに繋がるおそれもあります。

通信速度と安定性

通信速度がもっとも早いのは回線を単独で利用できる戸建ての光回線です。

マンションタイプの場合、他のユーザーの利用状況次第では通信速度が低下する可能性もあるため、戸建ての光回線ほどの通信速度は出にくいです。

ホームルーターやポケット型Wi-Fiは無線通信となるため、光回線よりも通信速度は低下し、安定性も維持できません。

通信速度は動画やゲームの読み込み速度や、オンライン会議のタイムラグに直接影響します。

用途に応じた最適な通信端末を選ぶようにしましょう。

なお、一般的にメールの送受信には1Mbps、動画視聴は10Mbpsの通信速度があれば良いとされています。

オンラインゲームの場合は、最低100Mbps必要です。

オンラインゲームをプレイしたい場合、光回線以外の選択肢はなさそうです。

契約期間の制限

光回線を始めとした回線サービスには契約期間が設けられていることが多いです。

契約期間ありの場合、2年〜5年の選択制とされていることが多く、期間内に解約すると違約金が発生します。

契約期間なしを選ぶこともできますが、その場合、契約期間ありに比べると月額料金が高くなります。

これからどの程度の期間利用するかを念頭において、契約期間を選ぶようにしましょう。

なお、他のプロバイダへ乗り換える時に解約違約金を負担してくれる会社もあります。

契約期間内の乗り換えを検討するときは、キャンペーンの有無もチェックしましょう。

一人暮らしに便利なおすすめポケット型Wi-Fi4選

「携帯性を重視しつつすぐにでもWi-Fiを使いたい」という人にはポケット型Wi-Fiがおすすめです。

ポケット型Wi-Fiをおすすめできる人
  • 外出先でWi-Fiを使いたい人
  • スマホの通信量を抑えたい人
  • 面倒な工事なしで利用したい人
  • 料金を抑えつつWi-Fiを使いたい人

おすすめのポケット型Wi-Fiを一覧表にまとめてみました。

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データ容量実質月額料金下り平均速度契約期間の縛り初期費用
楽天モバイル無制限3,116円(37か月利用)150Mbpsなし0円
カシモWiMAX無制限4,816円(37か月利用)4.2/3.9Gbpsなし事務手数料/3,300円
Broad WiMAX無制限4,764円(37か月利用)4.2/3.9Gbpsなし事務手数料/3,300円初期費用/20,743円
BIGLOBE WiMAX無制限4,884円(37か月利用)4.2/3.9Gbpsなし事務手数料/3,300円

スタイリッシュで携帯しやすい楽天モバイル

データ容量無制限
月額料金0~3GB:1,078円3GB超過~20GB:2,178円20GB超過~:3,278円
端末代金7,980円(キャンペーン適用あり)
事務手数料0円
実質月額料金3,116円(37か月利用)
違約金0円
支払い方法口座振替可
契約期間の縛りなし

通信キャリアの楽天モバイルは、通信サービスや携帯電話販売の他に、ポケット型Wi-Fiの提供もしています。

2022年2月26日からはRakuten WiFi Pocket 2Bの後継端末「Rakuten WiFi Pocket 2C」の販売を開始しました。

契約期間の縛りがなく、楽天回線を使うとデータ無制限で利用できる点は楽天モバイルの強みです。

その他、楽天モバイルの主なメリットをピックアップしました。

・利用料金の安さ
・端末代は1円で一括購入できる
・店頭契約も可能

楽天モバイルのポケット型Wi-Fi料金プランは携帯電話の料金プランが適用されており、他社と比べてもかなり安い料金設定を実現しています。

その上「楽天モバイル(Rakuten最強プラン)」とポケット型Wi-Fiの契約を合わせて行えば端末代金は1円です。

楽天モバイルの利用を考えている人は、合わせてポケット型Wi-Fiを契約してもさほど大きな金銭的負担は生じないでしょう。

また、店頭でも契約できる点は、通信サービスに疎い人にとっては嬉しいポイントです。

端末代の負担が少ないカシモWiMAX

データ容量無制限
月額料金初月:1,408円1ヶ月目〜:4,818円
端末代金21,780円
事務手数料3,300円
実質月額料金4,818円(37か月利用)
違約金0円
支払い方法口座振替不可
契約期間の縛りなし

カシモWiMAXは、お得な定額プランが好評のWiMAXプロバイダです。

契約期間の長さに比例して料金が高くなるプロバイダが多い中、カシモWiMAXは初月の1,408円を除くと、ずっと4,818円とシンプルに料金設定がなされています。

端末分割サポートを利用すると、36か月に分散された端末料金が毎月割引されるため、実質端末料金は無料です。

カシモWiMAXの主なメリットは次のとおりです。

・比較的月額料金が安い
・LTEオプションが無料で利用できる
・マイページで契約確認や変更ができる

カシモWiMAXの月額料金4,818円は、数あるポケット型Wi-Fiの中でも比較的安い部類です。

今回紹介した中では、Broad WiMAXも同等の月額料金ですが、初期費用や端末代金を考慮するとカシモWiMAXの方が割安です。

その他、他社では1,000円程度かかるLTEオプションも無料オプションとして提供されています。

全体的にリーズナブルに利用できる点は、カシモWiMAXの強みと言っても良いでしょう。

月々の利用料金が安いBroad WiMAX

データ容量無制限
月額料金初月:1,397円1~36か月目:3,960円37ヶ月目~:4,950円
端末代金31,680円
事務手数料3,300円
実質月額料金4,764円(37か月利用)
違約金初月〜24か月目:4,818円
支払い方法クレジットカード
口座振替可
契約期間の縛りなし

「Broad WiMAX」は、株式会社Link Lifeが提供するWiMAXを利用したWi-Fiサービスです。

UQコミュニケーションズ社が提供するWiMAXを使って、工事不要でインターネットを楽しむことができます。

元々の料金設定がリーズナブルな上、乗り換え関連のサポートも充実しており、何かと使いやすいと巷では人気を集めているサービスです。

Broad WiMAXの強みは次のとおりです。

・乗り換えキャンペーンによる乗り換えのしやすさ
・2年契約と契約期間の縛りなしから選択できる
・口座振替が利用できる
・Wi-Fiストアを利用すると、事務手数料無料

Broad WiMAXでは、他社からの乗り換えの場合に発生する契約解除料を、最大19,000円還元する「乗り換えキャンペーン」を行っています。

解約違約金に縛られることなく、他社から乗り換えやすいところがポイントの一つです。

また、解約したい場合は違約金なしで解約できる「いつでも解約サポート」も用意されています。

Broad WiMAXは、契約のしやすさとともに解約の自由も約束されているポケット型Wi-Fiです。

料金プランがシンプルで分かりやすいBIGLOBE WiMAX

データ容量無制限
月額料金初月:0円1~24ヶ月:3,773円25ヶ月~:4,928円
端末代金27,720円
事務手数料3,300円
実質月額料金4,884円(37か月利用)
違約金0円
支払い方法口座振替可(手数料220円)
契約期間の縛りなし

BIGLOBE WiMAXは光回線プロバイダや格安SIMでお馴染みのビックローブ株式会社が運営するWiMAXプロバイダです。

シンプルかつわかりやすい料金携帯はBIGLOBE WiMAXの特徴の一つです。

最初の数か月は安く、その後はやや割高になるような料金設定はしていません。

24ヶ月以内であれば実質月額3,267円で利用継続できます。

BIGLOBE WiMAXの主なメリットは次のとおりです。

・シンプルでわかりやすい料金プラン
・口座振替で支払いができる
・サポートが手厚いため、初心者も安心

クレジットカードによる後払いが嫌な人にとって、口座振替対応はありがたい運用です。

その他、サポートが手厚く電話問い合わせの予約や、オペレータとのチャットサポートなど、初心者に優しい手厚さが整っています。

工事不要のおすすめホームルーター5選

ホームルーターとは、4Gや5G、WiMAXの電波を使ってインターネットへ接続する据え置きタイプのルーターです。

ポケット型Wi-Fiと光回線の中間に位置するWi-Fiと考えても良いでしょう。

ホームルーターをおすすめできる人
  • 工事いらずですぐにインターネットを使いたい人
  • 外出先で大きなデータ通信をしない人
  • 引越しが多い人

各ホームルーターの特徴を説明します。

スクロールできます
データ容量実質月額料金下り平均速度契約期間の縛り初期費用
ドコモhome 5G無制限4,545円(37か月利用)157.06Mbpsなし事務手数料:3,300円
モバレコエアー無制限2,979円(37か月利用)87.41Mbpsなし事務手数料:3,300円
ソフトバンクエアー無制限4,908円(37か月利用)87.41Mbpsなし事務手数料:3,300円
カシモWiMAX無制限4,076円(37か月利用)48.16Mbpsなし事務手数料:3,300円
Rakuten Turbo無制限4,840円103.36Mbpsなし事務手数料:3,300円

安心のドコモグループが提供するドコモhome 5G

月額料金4,950円実質月額:4,545円(37か月利用)
契約事務手数料0円(ドコモオンラインストアで申し込みの場合)
端末代金71,280円
契約期間の縛りなし
下り通信速度最大4.2Gbps
上り通信速度最大218Mbps

ドコモのホームルーター home 5G HR02は、最大4.2Gbpsと光回線並みの通信速度をも実現するスペックを持っています。

WiFiの最新規格「Wi-Fi6」に対応しており、従来のWiFiよりも速度の安定性・繋がりやすさにも期待できます。

ドコモのホームルーター home 5Gの主なメリットは次のとおりです。

・Wi-Fi EasyMeshに対応しているため広範囲に繋がりやすい
・最大同時接続数66台
・有線LANにも対応

ドコモのホームルーターは、光回線にも負けない通信の安定性と速度にメリットがあります。

メッシュWi-Fiや4つのアンテナによって、広範囲の繋がりやすさを実現しており、途切れやすさへの不満はかなり解消されるでしょう。

今では減少傾向にある有線LANへの対応も嬉しいポイントです。通信速度の安定を求める人には嬉しい配慮ではないでしょうか。

独自の割引で月額料金が安くなるモバレコAir

月額料金1カ月目:1,320円2~12カ月目:3,080円/月13~36カ月目:4,180円/月37カ月目~:5,368円/月
実質月額料金:2,979円(37か月利用)
契約事務手数料3,300円
端末代金71,280円
契約期間の縛りなし
下り通信速度2.1Gbps(5G)
上り通信速度838Mbps(5G)

モバレコAirは、株式会社ソフトバンクと株式会社グッドラックによるアライアンス契約にて生まれたWi-Fiサービスです。

株式会社グッド・ラックはポケット型Wi-Fiの「どんなときもWi-Fi」を運営している会社です。

ソフトバンクとのアライアンス契約によって、ホームルーターの分野にも進出しました。

モバレコAirは、通信品質や選べる端末はソフトバンクとまったく同じですが、利用料金のみ安く設定されています。

モバレコAirの主なメリットは次の通りです。

・本家のソフトバンクよりも月額料金が安い
・口座振替での支払いができる
・キャッシュバックキャンペーンが豊富

モバレコAirは月額料金が安い上に、ソフトバンクのキャンペーンを適用可能です。

ソフトバンクの割引キャンペーンにはおうち割や乗り換えキャンペーンなどいくつかのお得なキャンペーンがあります。

利用料金で大きなメリットを得られる点はモバレコAirの大きな強みと言っても良いでしょう。

ソフトバンクとの相性が良いSoftBank Air

月額料金5,368円
実質月額料金:4,908円
契約事務手数料3,300円
端末代金71,280円
契約期間の縛りなし
下り通信速度最大2.1Gbps
上り通信速度最大612Mbps

SoftBank Airとは、スマホやタブレット、パソコンなどの端末を手軽にWi-Fi接続して使いたい人向けの無線通信サービスです。

ホームルーターの端末とインターネットの回線契約をまとめてSoftBank Airと呼びます。

SoftBank Airはホームルーターが届いた時点で、電源を入れるだけですぐに利用開始できる点が最大のメリットです。

工事のために日程を組まなくても良いため、忙しい人にぴったりです。

SoftBank Airの主なメリットは次の通りです。

・コンセントを挿せばどの部屋でも利用できる
・データ通信量は無制限
・ソフトバンクのスマホユーザーには割引がある

SoftBank Airはコンセントさえあれば利用できます。

光回線のように光ファイバーの接続口は必要ありませんので、設置場所の自由度が増えるのはメリットではないでしょうか。

また、光回線と同じくデータ通信量の制限はありません。

無制限と言いつつも3日で10GB以上使うと低速になるなど、制限付きの無制限ではなく完全な無制限です。

その他、ソフトバンクのスマホユーザーにはセット割などの割引が適用されます。

お得な月額料金で存分にWi-Fiを使いたい人には、SoftBank Airはおすすめです。

5G対応最新機種がずっと安いカシモWiMAX

月額料金初月:1,408円2か月目以降:4,818円
実質月額:4,076円
契約事務手数料3,300円
端末代金27,720円
契約期間の縛りなし
下り通信速度最大4.2Gbps
上り通信速度最大286Mbps

カシモWiMAXは、ポケット型Wi-Fiの他にホームルーターによるWi-Fiサービスも提供しています。

スッキリシンプルな料金形態は、ポケット型Wi-Fiに勝るとも劣らぬ使いやすさがあります。

カシモWiMAXの主なメリットは次の通りです。

・1か月目以降は月額料金が変わらないシンプルな料金体系
・端末代金は実質無料
・契約期間の縛りはなし

カシモWiMAXは、端末分割サポートによって36か月以上の利用で端末代金が無料になります。

ポケット型Wi-Fiとホームルーター、どちらにするか迷っている人は、想定される用途によって決めましょう。

持ち運びが想定される場合は、ポケット型Wi-Fiの方が便利です。

通信安定でサクサクつながるRakuten Turbo

月額料金1~12ヶ月目:1,980円13ヶ月目以降:4,840円
契約事務手数料3,300円
端末代金41,580円
契約期間の縛りなし
下り通信速度最大2.1Gbps
上り通信速度最大218Mbps

Rakuten TurboによるWi-Fiサービスは、楽天モバイルの5G/4G LTEネットワークを使って提供される“固定”インターネットサービスです。

月額料金は4,840円ですが、契約から3年間はキャンペーンによって月額3,685円に値引きされます。

Rakuten Turboはオンライン契約の他に、楽天モバイルショップでも契約できます。

申し込みが終わればホームルーターが送られてくるので、本体の電源を入れるだけですぐに利用開始可能です。

Rakuten Turboの主なメリットは次の通りです。

・5Gエリアでは高速通信を実現
・楽天SPU2倍になる
・データ無制限で使い放題

5Gエリアに住んでいる人は、データ無制限で高速Wi-Fiを利用できます。

光回線に劣らないほどの通信環境を整えられるのは、メリットとなるでしょう。

楽天関連サービスとの相性が良い点も見逃せないポイントです。

Rakuten Turboを利用すると、楽天SPUは2倍になります。

一人暮らしにぴったりの光回線

光回線は、ポケット型Wi-Fiやホームルーターと異なり、安定した高速通信が最大の魅力です。

安定した高速通信と引き換えに、光ファイバーの開通工事が必要となる点は認識しておきましょう。

光回線をおすすめできる人
  • データ量を気にせずにオンライン通信をしたい人
  • オンラインゲームを存分に楽しみたい人
  • 光電話の利用も考えている人
  • 一人暮らしにおすすめの光回線を4つ、ピックアップしました。
スクロールできます
下り平均速度工事費用月額料金契約期間
SoftBank光302.51Mbps26,400円戸建:5,170円〜6,930円マンション:4,180円〜5,390円なし
auひかり517.69Mbps33,000円〜41,250円戸建:6,000円前後マンション:3,740〜5,500円なし
ドコモ光258.74Mbps16,500円〜19,800円戸建:2,970円〜5,940円マンション:4,180円〜4,620円2年
NURO光609.05Mbps44,000円戸建:5,200円マンション:2,090〜2,750円なし

ソフトバンクのスマホと相性が良いSoftBank光

契約期間の縛り2年/5年/なし
事務手数料3,300円
工事費用26,400円
月額料金戸建:5,170円〜6,930円マンション:4,180円〜5,390円
違約金4,180円〜5,720円
撤去費用なし

ソフトバンク光は光コラボの一つで、NTTフレッツの光回線を使用している回線サービスの一つです。

ソフトバンク光には、ソフトバンクのスマートフォン料金が最大1,100円割引になるおうち割光セットが用意されています。

すでにソフトバンクのスマートフォンを使っている人にとっては相性の良さが際立ちます。

ソフトバンク光の主なメリットは次のとおりです。

・おうち割光セットで最大1,100円割引
・他社からの乗り換えキャンペーンも充実
・ IPv6運用にて高速通信を実現

NTTフレッツの回線を使っているため、光回線の基本的な性能は変わりません。

ソフトバンクのスマートフォンを利用している人は、特にこだわりがなければソフトバンク光を選んでみてはいかがでしょうか。

おうち割光セットにてお得に光回線を利用することができます。

KDDIの独自回線が速いauひかり

契約期間の縛り3年/2年/なし
事務手数料3,300円
工事費用33,000円〜41,250円
月額料金戸建:6,000円前後マンション:3,740〜5,500円
違約金4,730円
撤去費用31,680円

au光は、KDDIが独自に提供している光回線です。

光回線の多くはNTTフレッツの回線を利用しているケースが多いですが、auひかりは独自で光回線を提供しているため、通信の混雑に巻き込まれにくくなっています。

したがって、auひかりは、インターネットを利用する人が多い時間帯でも回線が混み合うことなく、安定している点が特徴です。

auひかりの主なメリットは次のとおりです。

・スマホとのセット割で携帯電話の月額料金が安くなる
・KDDI独自回線によって安定した高速通信を実現
・キャッシュバックキャンペーンが魅力

auやUQモバイルとのセット割や、お得なキャッシュバックキャンペーンなど、高速通信の他にもお得さは満載です。

提供エリアは限定的ですが、auやUQモバイルを利用している人でauひかりのエリア内に住んでいる人は、利用しない手はないでしょう。

ドコモとのコラボにメリットがあるドコモ光

契約期間の縛り2年
事務手数料3,300円
工事費用16,500円〜19,800円
月額料金戸建:2,970円〜5,940円マンション:4,180円〜4,620円
違約金2,970円〜5,500円
撤去費用0円

ドコモ光はNTTドコモが提供するプロバイダ一体型の光回線サービスです。

NTT東西が提供する光フレッツを使ってユーザーへ光通信を提供しています。

ドコモが提供しているサービスなだけあって、ドコモのスマートフォンとの相性は抜群です。

ドコモのスマートフォンとドコモ光のセット割では、相乗効果によって毎月お得に利用できます。

ドコモ光の主なメリットは次のとおりです。

・スマートフォンとのセット割がお得
・dポイントが貯まる
・ケーブルテレビの回線を利用できる

汎用性が高いdポイントが貯まりやすい点も、ドコモ光の大きなメリットです。

その他、ケーブルテレビの回線がそのまま利用できるドコモ光タイプCの存在は、ケーブルテレビからの乗り換えを検討している人にとっては見逃せないポイントです。

ソニーの高速独自回線が利用できるNURO光

契約期間の縛り3年/2年/なし
事務手数料3,300円
工事費用44,000円
月額料金戸建:5,200円マンション:2,090〜2,750円
違約金363円〜3,850円
撤去費用11,000円

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する光回線サービスです。

前述のauひかりと同様に独自の回線を使っているため、低価格ながらも高速通信を実現しています。

NURO光は高速通信でありながら、月額料金を低く抑えている点が特徴です。

2年契約や3年契約を合わせると、NURO光の高速通信をお得に利用できます。

NURO光の主なメリットは次のとおりです。

・独自回線による高速通信
・月額料金が安い
・キャッシュバックキャンペーンが豊富

NURO光はキャッシュバックキャンペーンが豊富に展開されています。

解約違約金を負担してくれるキャッシュバックもあるため、乗り換えに戸惑っている人にとってはメリットです。

工事に時間がかかる点やエリアが限定されているなどデメリットはありますが、割安に利用できる高速通信はデメリットを凌ぐのではないでしょうか。

よくある質問

一人暮らしのWi-Fiを選ぶときによくある質問を4つ、ピックアップしました。

よくある質問
  • 月額料金を安く使えるWi-Fiはありますか?
  • デザリングは自宅用回線として利用できますか?
  • ポケット型Wi-Fiやホームルーターでオンラインゲームはできますか?
  • スマホの月額料金を安くできますか?

月額料金を安く使えるWi-Fiはありますか?

料金だけを見ると、ポケット型Wi-Fiやホームルーターよりも光回線の方が安いケースもあるため、通信の種類で選択するのは難しいです。

ホームルーターやポケット型Wi-Fiは工事がないため、初期費用は安く抑えられます。

開通工事が問題なくできる場合は、光回線を選択する方法も有効です。

自分の用途に合わせて、月額料金が安い光回線を選んでみてはいかがでしょうか。

テザリングは自宅用回線として利用できますか?

スマホのテザリングで全てをまかなうのはかなり厳しいのではないでしょうか。

テザリングは、スマホをポケット型Wi-Fiとして使う通信手段です。スマホ以外の契約が必要ないため、手軽で便利な特徴があります。

しかし多くのキャリアでは、スマホでテザリングできるデータ量に制限を設けています。

自宅回線として使えないことはありませんが、かなり不自由を強いられるため、スマホとは別に通信環境を用意した方が良いでしょう。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターでオンラインゲームはできますか?

ポケット型Wi-Fiやホームルーターでもオンラインゲームはできます。

しかし、オンラインゲームは通信量が多いため、時間帯や電波状況ではラグが生じることもあり、満足にプレイできなくなるケースも考えられます。

タイムラグが大きく勝敗に影響するFPSなど、ジャンルによっては光回線でないと難しいゲームがあることを認識しておきましょう。

総じて、ゲームを快適に楽しみたい場合、光回線の方が適しています。

スマホの月額料金を安くできますか?

スマホの月額料金を安く抑えたい場合、ポケット型Wi-Fiの利用がおすすめです。

ポケット型Wi-Fiを契約して、スマートフォンを月間データが少ないプランに変更すると、月額料金を割安に抑えられます。

日頃からポケット型Wi-Fiとスマートフォンを接続して利用すれば低容量・低価格の格安SIMでもうまく運用できるでしょう。

組み合わせ次第では、3大キャリアのスマホ1台持ちよりも費用を抑えられるため、ポケット型Wi-Fiを検討するときは、合わせてスマートフォンの契約も見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

一人暮らしにぴったりなWi-Fiは、用途によって人それぞれです。

持ち運びたい場合はポケット型Wi-Fi、光回線の開通工事を回避したい場合はホームルーター、安定した通信が必要な場合は光回線、という具合に用途によって使い分けるようにしましょう。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターは通信量によってはデータ制限されるケースもあります。

存分にインターネット通信がしたい人は、光回線の利用が無難です。

環境や用途を確認した上で、自分にぴったりの通信環境を構築しましょう。

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