「おすすめの光回線を知りたい」「光回線の戸建てやマンションの場合の費用は?」そのようなお悩みを抱える方がいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいえば、おすすめの光回線は以下の通りです。
- auひかり×とくとくBB
→最大151,250円キャッシュバック!乗り換え負担が少ない - NURO光
→通信速度が最大1Gbpsでゲーマーにも快適な速度が期待できる - eo光
→auユーザーにおすすめ。独自回線で快適な通信速度が期待できる
光回線選びで後悔しないためには、提供エリア・実質料金・回線速度で比較することが大切です。
この記事では、おすすめの光回線とおすすめの光回線を選ぶ比較ポイントを紹介します。
光回線とはどのようなものなのかや注意点も解説するため、光回線選びでお悩みの方は参考にしてください。
光回線とは?通信速度や料金重視の方におすすめな回線
光回線とは、光ファイバーという光の伝送路を利用した通信回線です。
通信速度が速くネット環境が安定しやすいため、通信速度や料金重視の方には光回線がおすすめです。
また、光回線と似ているものに、Wi-Fiがあります。
光回線とWi-Fiの違いは、以下の通りです。
光回線 | Wi-Fi | |
---|---|---|
定義 | 光ファイバーを利用する固定回線 | 無線でインターネットに接続する技術 |
回線の種類 | 光回線 | モバイル回線 |
通信速度 | 速い (100~300Mbps) | 速くはない (20~25Mbps) |
データ通信容量 | 基本的になし | 制限がある場合が多い |
持ち運び | 不可 建物内での利用のみ | 可能 ※ホームルーターは建物内のみ |
光回線は持ち運びができませんが、建物の中で速い通信環境を整えられます。
Wi-Fiは持ち運びができますが、通信速度の速さは期待できないことが特徴です。
次の項目からは、光回線とはどのようなものなのかを解説します。
光回線のメリットデメリット
光回線のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット | ・通信速度が速い ・回線が安定している ・データ通信容量に制限がない ・家中のどこでも使える |
---|---|
デメリット | ・開通工事が必要になる →工事が混雑する時期を避ける ・利用できないエリアがある →不安な場合には現在契約している インターネットを光回線の開通まで解約しない |
光回線は開通工事が必要になるため、利用開始までに時間がかかる場合があります。
なるべく早めに開通工事をするには、引越しシーズンで込み合う2月~5月を避けましょう。
他にも、光回線の事業者によっては、開通するまでモバイル回線をレンタルできる場合があります。
また、エリアによっては光回線が利用できない場合があるため、利用可能エリアを確認しておくことが大切です。
それでも不安を感じる場合には、利用しているインターネット回線の契約を開通まで解約しないようにしましょう。
光回線の種類によって契約方法や通信速度が異なる
光回線の種類によって、契約方法や通信方法が異なります。
種類ごとの契約方法や通信方法は、以下の通りです。
光回線の 種類 | 契約方法 | 通信方式 | 月額料金 | 提供エリア | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|---|
フレッツ光 | 別途、自分でプロバイダを選んで契約する | NTTの光ファイバー網 | 3,000円~6,000円+プロバイダ料 | 全国 | ・通信速度の速さが期待できる ・サポート体制が充実 | ・月額料金が高い |
光コラボ レーション | 光コラボレーション事業者と契約する | NTTの光ファイバー網 | 3,000円~6,000円 | 全国 | ・キャンペーンが豊富 ・高品質 | ・事業者選びに迷う場合がある |
ダーク ファイバー | ダークファイバーの提供事業者と契約する | 独自回線 (回線事業者が使っていない光ファイバー網) | 4,000円~6,000円 | 一部エリア | ・回線の混雑が少ない ・通信速度の速さが期待できる | ・利用地域が限定されている |
電力会社系の 光回線 サービス | 電力会社系の光回線サービスを提供している事業者と契約する | 独自回線 (各社が独自に整備した光ファイバー網) | 3,000円~6,000円 | 電力会社の管轄内 | ・通信速度の速さが期待できる ・キャンペーンが豊富 | ・事業者が少ない |
どの光回線事業者が良いかは、都合によって異なります。
コスパや通信速度などの優先順位を決めてから、自分にあう光回線事業者を選びましょう。
光回線でインターネットの開通させるには光回線事業者とプロバイダの契約が必要
プロバイダとは、回線事業者とインターネットをつなげる役割を担う接続事業者です。
光回線をはじめとする回線事業者は、あくまでもインターネット回線のみを提供します。
よって、回線事業者とプロバイダが一体型の契約でない限りは、光回線事業者とは別でプロバイダとの契約が必要です。
- 回線事業者:光回線などの通信設備を提供する事業者
- プロバイダ:インターネットへの接続やメールアドレスを利用できるサービスを提供している
光回線のプロバイダには、BIGLOBEや@nifty、So-netなどがあります。
契約するプロバイダによって、月額料金やサービス内容などが異なることが特徴です。
また、回線事業者によって選択できるプロバイダが異なります。
光回線でインターネットを開通させるにはプロバイダの契約が必要になるため、注意しましょう。
参考:光回線でインターネットの開通させるには光回線事業者とプロバイダの契約が必要|総務省
光回線のおすすめ8選!料金・サービス内容・セット割の有無で比較
おすすめの光回線を紹介します。
選出基準は、以下の通りです。
- 料金
- サービス内容(工事費用・ルーター・訪問サポート)
- セット割
名前 | 料金 | 特徴 | セット割 | 工事費用 | ルーター | 訪問サポート | プロバイダ契約 | 種類 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
auひかり× とくとくBB 詳細はこちら | 4180円〜 | キャッシュバックが最大151,250円 | au、UQモバイル | 実質無料 | 無料 | 無料 ※初回は60分まで無料 | 必要 | ダークファイバー(独自回線) |
NURO光 詳細はこちら | 戸建て:5,217円 マンション:5,217円 | 通信速度が最大1Gbps | ソフトバンク | 実質無料 | 無料レンタル | 有料 | 不要 | ダークファイバー(独自回線) |
eo光 詳細はこちら | 戸建て:5,448円 マンション:3,436円~ | 独自回線で快適な通信速度が期待できる | au、UQ mobile、mineo | 13,200円 | 月額105円~ | 無料 ※工事日から2ヶ月以内 | 不要 | 電力会社系の光回線サービス |
ドコモ光 詳細はこちら | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | ドコモユーザー向けのセット割がある | ドコモ | 16,500円~ | 無料レンタル ※規定あり | 有料 | 必要 | 光コラボレーション |
ソフトバンク光 詳細はこちら | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | ソフトバンクのスマホ利用料金が安くなる | ソフトバンク、ワイモバイル | 10,560円~ | 月額513円 | 3,300円~ (1回) | 不要 | 光コラボレーション |
So-net光 プラス 詳細はこちら | 戸建て:6,138円 マンション:4,928円 | 無料訪問サポートが受けられる | au、UQ mobile、NUROmobile | 実質無料(26,400円) | 月額550円 | 無料 ※規定ありで1回まで | 不要 | 光コラボレーション |
楽天ひかり 詳細はこちら | 戸建て:5,280円 マンション: 4,180円 | 楽天ポイントを貯めやすい | 楽天モバイル | 16,500円~19,800円 | 月額330円 | 2200円 (1回) | 必要 | 光コラボレーション |
GMO とくとくBB光 詳細はこちら | 戸建て:5,390円 マンション:4,290円 | 解約違約金0円で気軽に使い始められる | なし | 25,300円~26,400円 | 月額980円 | 6,600円~(1回) | 不要 | 光コラボレーション |
auひかり×とくとくBBは最大151,250円キャッシュバック!乗り換えの負担が少ない
- 最大151,250円キャッシュバックが受けられるから乗り換えの負担が少ない
- 基本工事費が無料で初期費用を抑えられる
- auスマートバリューの適用でauのスマホ料金が安くなる
auひかり×とくとくBBは、最大151,250円キャッシュバック受けられます。
最大キャッシュバックの条件はauひかり電話への加入ですが、加入しなくても67,000円のキャッシュバックを受け取れるため、乗り換え時の負担が少ないです。
さらに、auひかり×とくとくBBは基本工事費用が実質無料となっています。
そのため、光回線の加入に必要な初期費用を抑えることが可能です。
また、auスマートバリューの適用でauのスマホ料金が安くなります。
UQ mobileの場合は、自宅セット割の適用で毎月最大858円割引が適用されます。
auひかり×とくとくBBは、光回線の初期費用と月額料金をなるべく抑えたい方におすすめです。
料金 | 4180円〜 |
---|---|
セット割 | au、UQモバイル |
工事費用 | 実質無料 |
ルーター | 無料 |
訪問サポート | 無料 ※初回は60分まで無料 |
プロバイダ契約 | 必要 |
回線の種類 | ダークファイバー (独自回線) |
サービス 提供エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア |
NURO光は通信速度が最大1Gbpsでゲーマーにも快適な速度が期待できる
- 通信速度が最大1Gbpsでゲーマーにも快適な速度が期待できる
- ソフトバンクユーザーならスマホ料金が安くなる
- 36ヵ月間継続利用すると工事費用が実質無料になる
NURO光は通信速度が最大1Gbpsで、ゲーマーにも快適な速度が期待できます。
一般的な光回線とは異なる通信規格を採用しているためです。
通信規格には「G-PON」を採用しており、NURO光以外では一部のケーブルテレビのみとなっています。
- G-PONとは光回線伝送規格の一つ
- メリット:通信速度が速く回線速度が安定している
- デメリット:設備にお金がかかるため、利用地域が限定されている
また、NURO光はソフトバンクのスマホ料金が安くなるセット割があるうえに、36カ月間の継続利用で工事費用を実質無料にすることが可能です。
そのため、NURO光なら快適な速度とコスパの両立を目指せます。
料金 | 戸建て:5,217円 マンション:5,217円 |
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セット割 | ソフトバンク |
工事費用 | 実質無料 |
ルーター | 無料レンタル |
訪問サポート | 有料 |
プロバイダ契約 | 不要 |
回線の種類 | ダークファイバー(独自回線) |
サービス 提供エリア | 北海道・宮城県 関東地方全域・愛知県・静岡県・岐阜県 近畿地方全域・広島県・岡山県・福岡県・佐賀県 |
eo光はauユーザーにおすすめ。独自回線で快適な通信速度が期待できる
- 独自回線で快適な通信速度が期待できる
- eo光と光電話、auスマホをセットで利用するとスマホ料金が安くなる
- 他社回線からの乗り換えでかかる費用を最大6万円まで補填してもらえる
eo光は、独自回線で快適な通信速度が期待できます。
上下最大1Gbpsなため、動画を再生しても快適に視聴できる場合が多いです。
また、eo光はauとのセット割が適用できることも特徴です。
eo光と光電話、そしてauスマホをセットで利用している場合には、スマホ料金に割引が適用されます。
eo光と光電話のセット割はUQ mobileとmineoもあるため、au以外のキャリアをお使いの場合にもセット割を適用できます。
さらに、他社回線からの乗り換えでかかる解約金などを最大6万円まで補填してもらえるため、乗り換えの負担を低減することが可能です。
auユーザーで通信速度の速い回線を希望している人は、eo光を検討してみましょう。
料金 | 戸建て:5,448円 マンション:3,436円~ |
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セット割 | au、UQ mobile、mineo |
工事費用 | 13,200円 |
ルーター | 月額105円~ |
訪問サポート | 有料 |
プロバイダ契約 | 不要 |
回線の種類 | 電力会社系の光回線サービス |
サービス 提供エリア | 大阪府・京都府・兵庫県 滋賀県・和歌県・福井県 |
ドコモ光は対応エリアが全国でドコモユーザー向けのセット割がある
- 対応エリアが全国だから光回線の契約が初めてでも不安が少ない
- セット割でドコモのスマホ料金が安くなる
- 最大通信速度1Gbpsに対応しているから快適な通信速度が期待できる
ドコモ光は、対応エリアが全国です。
エリアに偏りがないため、初めて光回線を契約する人でもエリアに関する不安を低減できます。
最大通信速度は1Gbpsに対応しており、快適な通信速度が期待できることも特徴です。
また、ドコモ光はセット割の適用でドコモのスマホ料金が安くなります。
さらにドコモ光の利用でdポイントが貯まるため、ドコモユーザーにおすすめです。
料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
---|---|
セット割 | ドコモ |
工事費用 | 16,500円~ |
ルーター | 無料レンタル ※規定あり |
訪問サポート | 有料 |
プロバイダ契約 | 必要 |
回線の種類 | 光コラボレーション |
サービス 提供エリア | 全国 |
ソフトバンク光はおうち割光セットでソフトバンクのスマホ利用料金が安くなる
- セット割でソフトバンクのスマホ料金が安くなる
- 新規と乗り換えのどちらでもキャンペーンが適用される
- オプションパックでIPv6を利用できる
ソフトバンク光は、セット割の適用でソフトバンクやワイモバイルのスマホ料金が安くなります。
また、他社からの乗り換え費用の負担や新規契約でキャッシュバックがあるなど、キャンペーンが充実していることも特徴です。
- SoftBank 光 980円キャンペーン:他社からの乗り換えで光回線の月額料金が6ヵ月目まで980円
- SoftBank 光 乗り換え新規で割引キャンペーン:他社からの乗り換えで工事費用が実質無料
- SoftBank光 開通前レンタル:契約~開通工事が完了するまでWi-Fiを無料レンタルできる
さらに、オプションパックでIPv6を利用できます。
IPv6は通信速度を上げられるため、快適な通信速度が期待できます。
料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
---|---|
セット割 | ソフトバンク ワイモバイル |
工事費用 | 10,560円~ |
ルーター | 月額513円 |
訪問サポート | 3,300円~ (1回) |
プロバイダ契約 | 不要 |
回線の種類 | 光コラボレーション |
サービス 提供エリア | 全国 |
So-net光プラスは専門スタッフの無料訪問サポートが受けられるから不安が少ない
- 専門スタッフの無料訪問サポートが受けられる
- 回線混雑を回避できる通信方式を採用してるから快適に利用しやすい
- 工事費用が実質無料で負担が少ない
So-net光プラスは規定を満たす方なら、専門スタッフの無料訪問サポートが1回受けられます。
もし不明な点がでてきたとしても、無料で解消を目指せることが魅力です。
また、So-net光プラスは通信の混雑を避ける通信方式を採用しています。
ネット回線が込み合う時間に利用しても、遅延しにくいことが特徴です。
さらに、So-net光プラスは継続利用で工事費用が実質無料となるため、金銭的な負担を抑えられます。
料金 | 戸建て:6,138円 マンション:4,928円 |
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セット割 | au、UQ mobile、NUROmobile |
工事費用 | 実質無料(26,400円) |
ルーター | 月額550円 |
訪問サポート | 無料 ※規定ありで1回まで |
プロバイダ契約 | 不要 |
回線の種類 | 光コラボレーション |
サービス 提供エリア | 全国 |
楽天ひかりは楽天サービスを利用している人ならポイントを貯めやすい
- 楽天サービスを利用している人ならポイントを貯めやすい
- キャンペーンが充実している
- 高速通信方式の採用で快適な通信速度が期待できる
楽天ひかりは楽天サービスを利用している人なら、ポイントを貯めやすいことが魅力です。
楽天モバイルと楽天ひかりをセット利用すると、楽天ポイントの還元が4倍になります。
また、楽天ひかり新規契約で楽天モバイルを利用すると月額料金が6ヵ月間無料となるなど、キャンペーンが充実しています。
そのため、楽天ひかりは楽天のサービスを利用している人におすすめです。
料金 | 戸建て:5,280円 マンション:4,180円 |
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セット割 | 楽天モバイル |
工事費用 | 16,500円~19,800円 |
ルーター | 月額330円 |
訪問サポート | 2200円 (1回) |
プロバイダ契約 | 必要 |
回線の種類 | 光コラボレーション |
サービス 提供エリア | 全国 |
GMOとくとくBB光は解約違約金0円だから気軽に使い始められる
- 解約違約金0円で気軽に使い始められる
- 新規・乗り換えのどちらでもキャンペーンが適用される
- v6プラスが標準搭載されている
GMOとくとくBB光は、解約違約金0円です。
引越しの予定があるとしても、気軽に利用を開始できます。
GMOとくとくBB光は、新規・乗り換えのどちらでもキャンペーンが適用されることが特徴です。
最大90,000円のキャッシュバックが受けられるため、乗り換えを検討している人にも気軽に利用できます。
料金 | 戸建て:5,390円 マンション:4,290円 |
---|---|
セット割 | なし |
工事費用 | 25,300円~26,400円 |
ルーター | 月額980円 |
訪問サポート | 6,600円~(1回) |
プロバイダ契約 | 不要 |
回線の種類 | 光コラボレーション |
サービス 提供エリア | 全国 |
おすすめ光回線を選ぶ比較ポイントは?提供エリア・実質料金・回線速度で比較する
おすすめ光回線を選ぶ比較ポイントは、以下の通りです。
- 全国で提供している光回線事業者なら引越しで後悔しない
- なるべく安い事業者を選ぶには実質料金で比較する
- 回線速度は実測値で比較すると快適に使いやすい
- スマホとのセット割が適用できれば通信費をトータルで抑えられる
次の項目からは、おすすめ光回線を選ぶ比較ポイントについて詳しく解説します。
全国で提供している光回線事業者なら引越しで後悔しない
全国で提供している光回線事業者なら、引越しで後悔するリスクを低減できます。
なぜなら、引越し先が提供エリア外の場合には解約しなくてはならないためです。
光回線を解約する場合、期間によっては解約金・違約金がかかる場合があります。
さらに、引越し先で光回線を利用する場合には、光回線を探す手間がかかります。
全国で提供している代表的な光回線事業者の多くは、光コラボレーション事業者です。
全国規模のNTTの光ファイバー網を利用している光コラボレーション事業者なら、対応エリアが全国の傾向にあります。
不安な場合には、契約前に対応エリアを確認しましょう。
なるべく安い事業者を選ぶには実質料金で比較する
なるべく安い事業者を選ぶには、実質料金で比較しましょう。
月額料金が安くても、プロバイダとの契約が必要な場合には実質料金が高くなります。
よって、なるべく安い事業者を選ぶには月額料金だけでなく、初期費用や割引などを考慮した総額で判断することが大切です。
- プロバイダと別途契約が必要なら月額料金が増える
- 初期費用には事務手数料や工事費用などがある
光回線開通にかかる初期費用は、事業者によって異なります。
初期費用の相場は、以下の通りです。
内容 | 平均相場 |
---|---|
契約事務手数料 (契約料) | 3,300円 |
月額利用料 | 3,000円~6,000円 |
プロバイダ利用料 | 800円~1,000円 |
工事費用 | 20,000~40,000円 |
契約事務手数料と工事費用は、初月のみかかる費用です。
光回線事業者によっては、継続利用で工事費用が実質無料となる場合があります。
プロバイダ利用料は、プロバイダ一体型の事業者と契約するとかかりません。
なるべく安い事業者を選ぶには、都合にあわせて事業者を選びましょう。
回線速度は実測値で比較すると快適に使いやすい
回線速度は、実測値で比較すると快適に使いやすくなります。
実測値とは、実際にインターネットを使用するときに測定された数値です。
理論値は実測値の反対の意味を持ち、最も速度が出る場合に期待できる速度を指します。
実測値の計測には、通信速度が計測できるサイトで実測値を確認します。
回線速度を比較するポイントは、以下の通りです。
- 上り・下り平均速度は30Mbps以上
- ping値は50ms以下
上記の数値を満たしている場合には、快適な通信速度が期待できます。
また、それぞれの意味合いは以下の通りです。
上り | メールや画像の送信といった発信側 |
---|---|
下り | ページの読み込みやダウンロードなどの受診側 |
ping値 | インターネットの応答速度 |
快適な通信速度を求める場合には、実測値を参考にしましょう。
スマホとのセット割が適用できれば通信費をトータルで抑えられる
スマホとのセット割が適用できれば、通信費をトータルで抑えられます。
なぜなら、セット割の適用でスマホ料金が安くなるためです。
セット割は対象条件を満たしている限りは適用され続けるため、利用期間が長くなればなるほどお得になります。
セット割を行っている主な光回線事業者は、以下の通りです。
- auひかり×とくとくBB:au、UQモバイル
- NURO光:ソフトバンク
- ドコモ光:ドコモ
例えば、auひかり×とくとくBBのセット割は、auスマートバリューです。
auスマートバリューでは、月々の携帯利用料金から最大1,100円の割引が適用されます。
ただし、auスマートバリューを適用するには適用条件を満たしたうえで、申し込みを行う必要があるため、注意が必要です。
携帯料金が安くなるセット割を活用してみましょう。
おすすめ光回線を選ぶときの注意点は?
おすすめ光回線を選ぶときの注意点は、以下の通りです。
- 申込みから開通工事完了まで約2週間~1ヶ月半ほど必要
- 賃貸だと開通工事ができない場合がある
- 引越しの時に撤去作業が必要になる
次の項目からは、おすすめ光回線を選ぶときの注意点を詳しく解説します。
申込みから開通工事完了まで約2週間~1ヶ月半ほど必要
光回線は、申込みから開通工事完了まで約2週間~1ヶ月半ほど必要になる場合があります。
開通工事は回線の種類が同じ事業者間の乗り換えでない限り、基本的に必要です。
開通工事の期間で知っておきたいポイントは、以下の通りです。
- 建物の状況によっては立ち会い工事は不要になる
- 工事時間はおよそ30分~2時間で立ち会いが必要
マンションまたはアパートで光コンセントが設置されている場合には、立ち会い工事が不要です。
立ち会い工事が不要であれば、無派遣工事といわれる局内で完結する信号の切り替えのみが行われます。
無派遣工事であれば、2週間程度で完了する場合が多いです。
また、立ち会い工事の場合には、30分~2時間程度の宅内工事が行われます。
都合があわない場合には、家族などの代理人が立ち会っても問題ありません。
光回線の開通は最短2週間が目安となるため、予定を調整してから契約できるとスムーズです。
賃貸だと開通工事ができない場合がある
光回線は、賃貸だと開通工事ができない場合があります。
開通工事には、建物のオーナーや管理会社の許可が必要なためです。
許可をとらずに開通工事を行うのはトラブルにつながるため、注意しましょう。
また、以下のようなケースでは当日に急遽開通工事が中止になる場合があります。
- 配線の都合で工事が難しいと判断した
- 電気工事事業者の作業が遅延して、当日中の工事が難しいと判断した
- 悪天候で延期となった
建物の都合や配線によっては、光回線の工事が難しい場合があります。
しかしもし当日に開通工事が中止になったとしても、契約者が工事費用を負担することは基本的にありません。
光回線の開通工事はできないパターンもあるため、注意しましょう。
引越しの時に撤去作業が必要になる
光回線の契約後に引越しする場合には、引越しの時に撤去作業が必要になります。
撤去作業とは、宅内に引き込んだ光ファイバーケーブルを撤去する作業です。
建物のオーナーや管理会社から光回線はそのままで良いと言われている場合を除くと、引越し時には基本的に撤去作業が必要になります。
光回線の撤去作業で注意したいことは、以下の通りです。
- 宅内作業だから立ち会いが必要になる
- 工事費用がかかる場合がある
撤去作業は、平均1~2時間ほどで完了します。
撤去作業の費用は、1~3万円程度が相場です。
光回線を契約した後の引越しは撤去作業が必要になる場合があるため、注意しましょう。
参考:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)|国土交通省
光回線のおすすめに関するよくある質問
光回線のおすすめに関するよくある質問は、以下の通りです。
- 光回線とモバイルWifiのどちらがいいですか?
- 光回線の一戸建ての工事費用はいくらですか?
- マンションで光回線の工事をしてもいいですか?
次の項目からは、光回線のおすすめに関するよくある質問について詳しく解説します。
光回線とモバイルWifiのどちらがいいですか?
通信速度を重視する場合には、光回線がおすすめです。
光回線は快適な通信速度が期待できるうえに、データ通信量を気にせず利用できます。
モバイルWi-Fiは端末さえあれば出先で気軽に利用できますが、場所や環境によって接続が不安定になりやすいことがデメリットです。
光回線とモバイルWifiの判断基準は、以下の通りです。
- 光回線:自宅での利用がメインで通信速度・安定性を優先したい
- モバイルWi-Fi:外出先での利用が多く、通信費の安さを優先したい
光回線は開通工事を行った建物内でのみ利用できますが、モバイルWi-Fiは端末の持ち運ぶと外出先でも利用できます。
光回線とモバイルWi-Fiがどちらが良いかは人によって異なるため、判断基準を知ったうえで自分にあうほうを選んでみましょう。
光回線の一戸建ての工事費用はいくらですか?
光回線の一戸建ての工事費用は、20,000円〜30,000円程度です。
ただし、光回線事業者によって工事費用に差があるため、目安と考えておきましょう。
- 工事費用とは別で契約事務手数料がかかる
- 土日祝日の工事は別途費用がかかる
契約事務手数料とは、新規契約で必要な手数料です。
平均3,300円程度ですが、事業者によって多少の差異があります。
また、土日祝日に開通工事を行う場合には別途費用がかかるため、注意しましょう。
事業者による差はあるものの、光回線の一戸建ての工事費用は20,000円〜30,000円が相場です。
まとめ
今回は、おすすめの光回線や光回線ごとの比較ポイントを紹介しました。
光回線は、通信速度の速さや安定性を求める方におすすめです。
回線事業者によって料金やサービス内容が異なるため、自分にあった事業者を選びましょう。