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日経産業新聞の特集「デジタルの未来:先端部品で拓く」でアプリックスのBeaconに関する記事が報道

日経産業新聞の「デジタルの未来:先端部品で拓く」と題された特集では、「ウエアラブル機器」「スマートホーム」「BLE」「コンデンサー」「カメラやパネル」「ビッグデータ」「センサー」「無線技術」というテーマに沿って、デジタル社会の進化を日本の電子部品メーカーが支えているとして、Bluetooth® Low Energy(以下BLE)に対応したアプリックスのBeacon「MyBeacon®シリーズ」が、流通業界、飲食業界などのO2Oや決済サービスなど、多種多様な業界や用途での活用が進んでいることが報道されました。

アプリックスでは、位置情報を通知するLocation Beaconとして「MyBeaconシリーズ」、および、状態を通知するNotification Beaconとして「お知らせビーコン」を開発、提供しています。前者のBeaconは、O2O、マーケティング、決済、観光案内、交通インフラなどの幅広いサービスの新しいソリューションとして注目されています。後者のBeaconは、家電製品などの機器に組み込むことで、家電の状態変化を検知し、その状態変化をスマートフォンに通知します。

昨今、IoTという言葉の下、すべてのモノがつながる世界が始まろうとしています。アプリックスでは、いち早く「すべてのモノをつなげられる技術」を開発していくことにより、未来世界を自分たちの手で形作られる機会が目の前にあると考えています。アプリックスでは、「お知らせビーコン」によって、モノ(家電など)に通知の機能を持たせることで、モノからの通知を集めることで、IoTの一翼を担います。単にM2Mによってモノをインターネットにつなぐというだけではなく、モノとモノをつなぎ、ネット上の豊富な情報を活用し、利用者へ提供することで、「人々の生活を豊かにする」技術を実現します。

■日経産業新聞での掲載記事  
デジタルの未来 先端部品で拓く

米アップルのiPhoneが世界を一気に席巻したことに象徴されるように、日本の総合電機メーカーの存在感はこのところ薄くなっている。しかし、iPhoneの筐体を開くと日本メーカーの電子部品がずらりと並ぶ。薄く、軽く、より高性能にーー。デジタル社会の進行を電子部品メーカーが支えている。(中略)

BLE 支払いスマホかざして  

低消費電力型の近距離無線通信技術「BLE(ブルートゥース・ローエナジー)」は通信距離がおおむね数センチメートルから数メートルで、特定の範囲内にあるスマートフォン(スマホ)や機器との通信に適している。この特徴を生かして、最近増えているのが、小売店や商業施設でのマーケティングや顧客サービスだ。

店舗内や特定の商品棚の周囲にいる人のスマホだけに割引クーポンを配信したり、店内を歩いた軌跡を把握して商品の配置を調整したりする。紳士服専門店大手のAOKIは米アップルの近距離通信技術「iビーコン」を使い、来店客に最適な割引クーポンを配信するサービスを2014年に始めた。客が店内で商品に近づくと、スマホに商品情報を配信して購入を後押しする。商品選びの迷いなど顧客の動きもデータで分析でき、売り場づくりの改善に生かす。

ICチップを搭載していないスマホでも、BLEを利用して店舗の端末にかざすだけで決算ができるサービスも始まっている。GMOペイメントゲートウェイ(東京・渋谷)は14年9月、客のスマホを店の読み取り機にかざして料金を支払えるサービスを始めた。利用者は専用のアプリを自身のスマホに導入。端末に利用者のスマホをかざすと登録済みのカードで支払いが完了する仕組みだ。アプリックスIPホールディングスがBLE対応の送受信モジュール(複合部品)を提供した。
スマホを使って来店前に注文し、店に来たらBLEで端末を認証し現金を支払わずに商品を受け取れるサービスも登場している。東京・六本木にあるハンバーガー店「the 3rd Burger」や、ファストフードピザ店を運営する遠藤商事ホールディングス(東京・渋谷)が導入している。(後略)

(日経産業新聞より抜粋)

2015年3月31日
アプリックスIPホールディングス・グループ広報担当

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