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ニュースリリース

テレコミュニケーションの「事例研究」で、アプリックスのBeaconが報道

月刊テレコミュニケーションの「事例研究」では、O2Oや位置情報等の幅広いサービスの新しいソリューションとして注目されているアプリックスのBeaconが、人気ハンバーガー店「the 3rd Burger」に採用され、店先に置かれた「MyBeacon™ Pro」がお客様の来店を検知、オススメ情報や特典情報などを通知可能にするだけでなく、アプリケーション「O:der」と連携してスマートフォンから注文、レジ横に設置された「MyBeacon™ touch」にタッチすることで、同アプリケーション内のスタンプ帳へのスタンプ付与が可能となり、iPhone、iPad、iPod touchでもNFCと同様のサービスを実現できる件につき報道されました。

「行列並ばずスマホから注文・決済。ピーク時の売上1.5倍増目指す」と題された本記事では、ランチタイムなどのピーク時には長い行列ができ、注文を受けてから商品を提供するまで10分程度、お客様をお待たせしてしまうという人気店の課題を、アプリックスのBeaconを導入することで、お客様の来店を検知、注文からメニューオーダー、そして受け取りまでをスムーズに行うことで、店舗の売上が従来の1.5倍増を目指していることがなどが報じられた。

■テレコミュニケーション(8月号。7/25発売)

the 3rd Burger
行列並ばずスマホから注文・決済
ピーク時の売上1.5倍増目指す

ハンバーガーショップ「the 3rd Burger」が、スマートフォンで注文・決済を完結できる新オーダーシステムを導入した。Beaconでお客の来店を検知したり、タッチ式の認証を行う仕組みも採用している。

(中略)

「世界初」のタッチ式Beacon
お客は、スマートフォンにインストールした専用アプリでメニューから商品を選ぶ。オフィス等どこからでも注文ができ、予めクレジットカード情報を登録しておけば、決済も同時に行える。来店前に注文しておき、出来上がるのを待ちながらゆっくりと店に向かえばよい。店舗側でもスマートフォンまたはタブレットを受注端末として用いる。注文が入ると、アプリ画面上に顧客情報とともにオーダーの内容が表示される。調理完了後にボタンを押すと、注文客のスマートフォンに「調理完了」をプッシュ通知。それを受けて来店したお客に、商品を渡す。クレジット決済の場合は、お客はレジ横の行列の横を素通りして商品を受け取ることができる。会員カードは電子化されており、スタンプもクレジット決済時に自動付与される仕組みだ。

ユニークなのは、注文客の来店と、現金払いの際のスタンプ付与にBeaconを活用していることだ。スマートオーダー利用客が店舗前に達すると店内のBeacon端末がそれを検知し、顧客情報画面に「来店中」と表示する。お客が受け渡し口に来る一歩手前で検知することで、サービスレベルの向上に役立てる。

スタンプ付与については、NFCのようにスマートフォンをタッチ式のBeacon端末にかざして通信する比接触近接認証方式を採用した。Beacon端末は、アプリックス(本社:東京都新宿区)が開発した、電子認証によるセキュリティ機能を備えた「MyBeacon シリーズ」を導入。電波の制御によって10cm以内に近づかないとデータが受信できないよう設計されたタッチ式Beacon「MyBeacon touch」を使っている。

従来は、QRコードをスマートフォンのカメラで読み込んでもらって、電子スタンプの付与を行っていたが、タッチ式Beaconによってお客は、煩雑な操作なくスムーズにスタンプがもらえる。坂井氏(the 3rd Burger代表取締役)によれば、外食業においてこうしたタッチ式Beaconを実用化したのは世界初という。(中略)

「今まではレジでの会計の回数が客数で、レジの台数分しか販売できなかった。スマートオーダーなら、レジの台数以上に販売機会が増える。売上拡大に直結すると考えている」と話す。導入前のトライアルでは、オーダースピードが2倍に向上しており、昼のピーク時の売上を1.5倍に伸ばすことを目標に据えているという。

Beaconの活用についても期待は大きい。アプリのインストール・登録時に許可を取ったお客に限るが、来店回数を、属性や購入履歴とともにデータ化し、マーケティングに活用する。例えば、2ヶ月来店していない20代女性向けに新商品のクーポンを配信するといった具合だ。また、六本木アークヒルズサウスタワー店は、同ビルに直結する東京メトロ南北線・六本木一丁目駅への通路に面しており、Beaconの機能を使えば、店舗前を通過する顧客に対してもプッシュ通知が可能になる。(後略)

(テレコミュニケーションより抜粋)

本件に関する当社発表のプレスリリース

2014年7月25日
アプリックスIPホールディングス・グループ広報担当

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