HOME > ニュースリリース > Electronic Journalで、当社グループ会社アプリックスのM2M事業に関する記事が掲載されました

ニュースリリース

Electronic Journalで、当社グループ会社アプリックスのM2M事業に関する記事が掲載されました

半導体やエレクトロニクス関連の専門月刊誌「Electronic Journal」(4/15発行号)において、当社グループ会社のアプリックスが推し進めるM2M事業に関する記事が掲載されました。

記事では、M2Mがスマートフォンのアプリケーションと、さまざまなコンシューマー機器をワイヤレスでつなぐ技術で、スマート家電の実現に欠かせないものとなりつつあること、そして、アプリックスが展開するM2M技術・製品が紹介されました。 

■Electronic Journalでの掲載記事 (2013年4月15日付)     
スマホにつながる組み込み製品を提供
今年から搭載製品が本格出荷へ

●小型モジュール「JM1」シリーズを展開    
アプリックスIPホールディングス傘下の組み込みソフトウェアメーカーであるアプリックスが、Machine to Machine(M2M)事業で大きな注目を浴びている。M2Mは、スマートフォンや米Appleの「iPhone」などの携帯端末が提供しているアプリケーションと、様々なコンシューマー機器をワイヤレスでつなぐ技術で、スマート家電の実現に欠かせないものとなりつつある。同社では、M2M向けにBluetooth Low Energy規格対応の小型通信モジュール「JM1」シリーズなどを展開。同シリーズを搭載したコンシューマー製品が、今年から本格的に世の中にお目見えとなる。

M2Mは、元々遠隔地から情報収集や遠隔操作などに使われてきた技術で、名称の通り、機械と機械の間で情報をやり取りするだけの有線技術だった。時代の変化とともに、有線が無線になり、典型的な例では建設機械が挙げられる。具体的には、GPSや通信衛星などを介して、車両の位置情報や稼動状況に関する情報を取得し、車両の保守管理などに役立てるというものだ。しかし、「このようなM2Mは、昔からあるM2M。現在のものとは意味合いが異なる」(アプリックスIPホールディングス 代表取締役 郡山龍氏)。 
  
現在のM2Mは、機械と機械の両側に人やサービスが付随している。「従来のM2MはMからMをつないで終了だった。例えば、通信規格がBluetoothであれば、ハードウェアメーカーはBluetoothにつながるモジュールさえ作ればそれで良かった。その先のアプリについてはユーザーが考えること」(郡山氏)だった。しかし、スマートフォンやクラウドコンピュータの登場により、状況は一変。「今のユーザーが欲しがっているのは、Bluetoothにつながるだけではなく、スマートフォンやiPhoneのアプリにつながる製品、あるいはクラウドにつながる製品。通信が物理的に行える製品ではない」(同氏)。                                                                                
●ソフトとハードの橋渡し役も
スマートフォンやiPhoneが提供するアプリはますます増えつつある。しかし、従来のM2Mを展開してきたハードメーカーにとっては、ハードが専門なだけにアプリには暗く、ソフトメーカーもハードについてはよくわからない状況。そこで、ソフトとハードの橋渡しをするのがアプリックスだ。

同社は、1986年の設立当時から、通信プロトコルと呼ばれていた従来のM2Mの携帯電話用アプリ実行プラットフォームを手掛けてきた。96年に日本で初めてJavaのライセンスを取得。そのJavaプラットフォーム「JBlend」などを搭載した携帯電話やAV機器は、世界で8億台以上出荷されている。こうした実績を基に、M2Mのハード市場にも進出。家電機器、健康機器、玩具、ラジコン、フィットネス機器などのコンシューマー製品に組み込めるJM1シリーズの販売を開始した。直近では、左手小指先大の大きさまで小型化した低消費電力型の「JM1L2」をリリース。iOSやAndroidにつながるモジュールで、200円という安価で提供できる。(中略)

M2Mのさらなる普及に向けて、同社では通信モジュールメーカーへソフトウェアの提供まで行っている。3月には、Bluetoothモジュールメーカーのエイディシーテクノロジーにスマホ対応ミドルウェア「Zeemote STF」のライセンスを供与。(後略)

(Electronic Journalより抜粋)

2013年4月15日
アプリックスIPホールディングス・グループ広報担当

Pocket
topへ戻る